2013・4月29日〜31日佐渡旅行

まだお花も殆どない時期なので混雑にあわずそれでいて流刑地だった佐渡には歴史深く知らないこともたくさんあった旅でした。


1日目

8時58分上野発MAXとき311号ー新潟ー新潟港ージェットホイルー両津港トキの森公園ー妙宣寺ー真野宮ー佐渡祭りー相川温泉

【新潟港】


【両津港】

1時間で新潟港から佐渡島の両津港に到着します。
フェリーの2分の1の早さです。
ジェットフォイルは、船体を海面に浮上させて走行することで、3.5mの荒波でも時速80kmの超高速で走行することができます。



佐渡は世阿弥が流されたことでも有名で能楽が盛んです。バスに乗ったとたんに能面がお出迎えでした。


【朱鷺の森公園】

   
   

この公園に隣接する「佐渡トキ保護センター」は環境省が新潟県に委託し、トキの保護増殖事業を行っている施設。1967年に開設され、93年に現在の場所に移転した。公園内にある、保護センター併設の「トキ資料展示館」では、トキについてのさまざまな情報を紹介している。なかでもセンターで飼育されているトキを観察通路で写真を写すことが出来ました。


サイトからお借りしました。

20メートル離れたところからの写真です。

「トキ資料展示館」
トキの生態から人とのかかわり、野生復帰に向けての取り組みなどをよりわかりやすく紹介しています。
「実際のトキの重さを感じたり、鳴き声をきくなど、体感できる展示もあります。
またシアターコーナーでは、椅子に座ってゆっくりと、野生復帰を迎えるまでの道のりや、トキの住める環境づくりのようすなどを紹介した映像を楽しめます


日本最後の朱鷺キンちゃん♀




骨格


雛を育てています。

繁殖期の羽の色


飼育の様子

【妙宣寺】

新潟県で唯一の五重塔である妙宣寺・五重塔は日光東照宮の五重塔に模して、1827年佐渡の棟梁・茂三右衛門父子によって建立されています。
妙宣寺は、阿仏房日得が自宅を1221年寺として開創したと伝えられていて、1271年日蓮聖人が佐渡に流された時に、日得は聖人に帰依して妻と共に、食物などを日蓮聖人のもとに届けてその厄難を救ったそうです。。
その後、日蓮聖人が許されて佐渡から本土に戻ると、三度久遠山に出かけて日蓮聖人の教えを受けています。
日得上人は日蓮聖人の直弟子の一人となっていて妙宣寺は佐渡三本山の一つであり、日蓮宗の佐渡における中核です。


五重塔
高さ24.11m
日光の東照宮の五重塔を模し新潟県内では唯一の五重塔
国の重要文化財。



仁王門 
 
山門


本堂
 
祖師堂
 
祖師堂の回廊

庫裡
茅葺屋根を半分だけ取り替えました。

 
大黒柱
庫裏玄関の上り框にある大黒柱は佐渡一といわれ、二尺五寸と尺七寸の赤松で出来ています。

 
宝蔵と祖師堂


【真野宮(まのぐう)】

佐渡春祭りまで時間があるので急遽真野宮へ行きました。
真野宮(まのぐう)

順徳天皇を祭り,菅原道真朝臣と日野資朝朝臣を配祀しています。当宮は,明治維新までは,順徳天皇の火葬塚を管理する真輪寺(しんりんじ,真言宗)でした
承久の乱の後,佐渡配流となった順徳天皇がこのあたりで二十二年間をすごし,仁治三年(1242)に四十六歳で崩御し真輪寺の阿弥陀堂には天皇の木像が伝わっています
明治の神仏分離政策を受け,真輪寺は「真野宮」となり,明治九年(1876),天皇木像が鎮座した跡に社殿を新築した。
大正九年(1920)に現在の新殿遷座祭をおこなった。







急遽お祓いをしてくださいました。

梅が少し咲きはじめフキノトウも出ていました。


【佐渡春祭り】

能楽の大成者である世阿弥が流された佐渡島(さどがしま)には、世阿弥が持参したとされる中世の頃の面も残されるなど、古くから能とは縁続きでした。
能は写真NOでした。しかしとにかく体育館が寒くて早く終わることばかり願っていました。
お宿に到着もPM7時になってしまいました

   



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